Movable Typeで簡単携帯投稿!メール投稿プラグイン:MailPack

  • MailPack
  • 2008-07-23

今回はMovable Typeで携帯からのモブログやPCからのメール投稿をするプラグイン「MailPack」をご紹介いたします。

スカイアークではメールで情報共有を行うためのツール「MailPack Pro」という製品があるのですが、1.1から個人ユーザーに限り無償で配布することになりました!MailPack Proとは機能の差がありますが、モブログをするだけなら十分な機能はそろっています。

モブログに興味がある方はぜひご利用ください!

改変履歴

ダウンロード

最新版 ダウンロード

特徴

  • MTのプラグインでメール投稿(ブログ記事)が出来るようになります。(別途Gmailなどのメールボックスが必要)
  • メールに添付されたファイルはアイテムに登録される
  • 添付ファイルが画像の場合(jpg / gif /png)、管理画面で指定したサイズで画像を自動縮小します。
  • 添付ファイルの表示位置を指定できます。(文章の上か下)
  • 旧バージョンでは投稿設定はMTの設定に準拠するので、公開状態を標準で下書きにすると、下書き保存が可能。即時公開の場合は、メール投稿が確認できた場合にすぐに再構築が走ります。最新バージョンではブログ設定に準拠させる方法の他、ブログ別で下書きにするか、即時公開にするかを設定できるようになりました。
  • 旧バージョンではMTに登録されているユーザーのメールアドレスと、送信元のメールアドレスが合致した場合のみMTに投稿されるので、スパムメールの投稿がされませんでしたが、最新バージョンでは3つのパターンからお選び頂くことが出来るようになりました。
  • 管理画面からメールの投稿設定を簡単に行えます。
  • ブログ毎、カテゴリ毎に投稿を振り分けることが出来ます。(複数のメールボックスが必要です)
  • メール投稿が成功した場合に通知メールを飛ばすことが出来ます。
  • 最新バージョンでは、ブログ記事に設定したカスタムフィールド(種類が画像またはアイテムの場合のみ)に添付ファイルを1点のみ、自動的に設定することが出来ます。

MailPack Proとの差異

  • 専用テンプレートが付属しません
  • 添付ファイルをブログ記事に紐付けて保存することが出来ません(画像はMTのファイルアップロードと同じロジックなので、紐づきます)
  • 製品サポートがありません

動作の原理

MailPackはPOPを利用してメールボックスにアクセスし、メールボックスにメールが存在する場合はそのメールの内容をMTのブログ記事として投稿します。

その場合、MTに登録されているユーザーのメールアドレスと、送信元のメールアドレスを比較し、合致した場合はそのユーザーの投稿としてMTに投稿します。

公開設定次第ですが、即時公開の場合は、メール投稿時にすぐ再構築が走ります。

動作環境

MailPackのご利用には以下のPerlモジュールが追加で必要となります。

  • Net::POP3
  • File::Basename
  • File::Spec
  • MIME-tools
  • IO-stringy

POPSでのメール取得を利用する場合はさらに下記が必要です。

  • Mail::POP3Client
  • IO::Socket::SSL

注意

Perlモジュール「MIME-tools」について、現在CPANでは最新バージョンが5.425となっておりますが、MailPackご利用の際はバージョン5.420をご使用下さい。

尚、CPANから「MIME-tools」インストールをする際、以下のコマンドを使用する事で、「MIME-tools」バージョン5.420を指定してインストールを行う事が出来ます。

  • CPANのシェルでMIME-toolsのバージョンを指定してインストールする際のコマンド
    cpan> install DSKOLL/MIME-tools-5.420.tar.gz

尚、現在、centos5.0でパッケージ化されている「MIME-tools」のバージョンは5.420となっておりますので問題ありません。

Perlモジュール「IO-stringy」には以下のモジュールが含まれています。

  • IO::AtomicFile
  • IO::Clever
  • IO::InnerFile
  • IO::Lines
  • IO::Scalar
  • IO::ScalarArray
  • IO::Stringy
  • IO::Wrap
  • IO::WrapTie

旧バージョンのMailPackでは上記IO-stringyに含まれるモジュールとIOモジュールをパッケージに含めていました。しかしサーバにインストールされているIOモジュールのバージョンと整合性がとれないことがあるため、現在のバージョンでは削除しています。
MailPackのご利用には上記モジュールを別途インストールする必要があります。

インストール方法

最新版をインストールする場合

  1. POPでダウンロードできるメールボックス(メールアドレス)を準備します。Gmailがお勧めです。
  2. MailPackをダウンロードしてください。
  3. ファイルを解凍します。解凍後生成されたディレクトリ名が「MailPack」になっていないようであれば、「MailPack」に変更してください。
  4. MTのpluginsディレクトリにMailPackディレクトリをアップロードします。
  5. cronなどのスケジューラの設定をします。run-periodic-taskを定期実行するように設定してください。詳しくはSAKK社のマニュアルをご覧ください。
  6. MTにログインします。
  7. データベースのアップデート確認を聞かれますので、OKでアップアップデートを開始します。
  8. MTにログインし、プラグインの設定を確認します。プラグインの設定はシステム/ブログ単位で可能です。設定項目は以下の通りです。
    • メールのスレッド制御:取得したメールをどのように登録するかを設定することが出来ます。「メールを常に新しい記事として登録する」「返信されたメールを元の記事のツリー状のコメントとして登録する」「返信されたメールを元の記事の通常のコメントとして登録する」から選択可能です。
    • メールが記事として登録されたことをメールで通知する:「通知する」「通知しない」から選択可能です。
    • ブログに所属していないシステム管理者ユーザーにも通知をする:「通知する」「通知しない」から選択可能です。
    • 通知メールの件名に付加する文言設定:初期値は「MailPack:」が設定されています。
    • 添付画像のサムネイル幅設定:メールに添付された画像ファイルはここで設定されているpx値の幅でサムネイルが生成され、ブログ記事に表示されます。初期値は200pxが設定されています。
    • 添付ファイルの記事挿入位置:メールに添付された画像ファイルがブログ記事に表示される位置を指定します。「記事本文の後に挿入」「記事本文の前に挿入」から選択可能です。
    • 登録ユーザーからのメール投稿時の公開設定:「ブログの設定に従う」「下書き」「公開」から選択可能です。
    • 非登録ユーザー(代理の投稿者)からのメール投稿時の公開設定:「ブログの設定に従う」「下書き」「公開」から選択可能です。
  9. メール投稿設定をします。設定画面は異なりますが、基本的な設定項目については旧バージョンとほぼ同じですが、少し増えていますので、以下に掲載します。
    • 投稿先のブログ:ドロップダウンリストから選択可能です。
    • 投稿記事に設定するカテゴリ:既存のカテゴリが表示されていますので、チェックボックスで選択可能です。
    • 添付ファイルの登録先カスタムフィールド:予めブログ記事のカスタムフィールドで添付ファイルの種類が「画像」または「アイテム」であるものを作成しておくと、選択することが出来ます。取得したメールに添付されていたファイルで最初に取得したものを、カスタムフィールドで登録します。それ以外のものは、記事にそのまま表示されます。
    • メールサーバー設定:メールサーバー設定は、旧バージョンの設定マニュアルを参考にしてください。なお「メール送信者と記事投稿者の設定」が追加されています。「メール送信者がMTのユーザーとして登録されている場合のみに記事を登録する」「メール送信者がMTのユーザとして登録されている場合のみ記事の登録を行う」「メール送信者がMTのユーザとして登録されていない場合でも、代理の投稿者で記事の登録を行う」「メール送信者をチェックせずに全て代理の投稿者で投稿する」から選択可能です。

お手持ちの旧バージョンを再インストールする場合

  1. POPでダウンロードできるメールボックス(メールアドレス)を準備します。Gmailがお勧めです。
  2. MailPackをダウンロードしてください。
  3. ファイルを解凍します。
  4. MTのpluginsディレクトリにMailPackディレクトリをアップロードします。
  5. mailpack.cgiの実行権限を755に変更します。
  6. cronなどのスケジューラの設定をします。run-periodic-taskを定期実行するように設定してください。詳しくはSAKK社のマニュアルをご覧ください。
  7. MTにログインします。
  8. データベースのアップロード確認を聞かれますので、OKでアップロードを開始します。
  9. MTにログインし、メール投稿設定をします。詳しくは設定マニュアルをご覧ください。

プラグインの注意点

  • このプラグインはPerlのモジュールがそろっていることが前提で動作します。Perlのモジュールが追加でインストールできない環境では利用できません。
  • 個人ユーザーに限って無償でご利用いただけます。法人ユーザーは有償版を用意する予定ですので、評価に限ってご利用いただけます。
  • このプラグインはベータ版なので十分注意してご利用ください。お客様の環境に破損等があった場合でも保証致しません。
  • 本プラグインをご利用される方は必ず「プラグインご利用の際の注意事項」をお読みください。