MT5.2インプレッション

  • Movable Type技術情報
  • 2012-10-24

エンジニアの井内@帯広です。

Movable Type 5.2 がリリースされてから約1ヶ月が経ちました。リリース版はまだあまり触れていませんが、気になった機能についてご紹介致します。

新機能や変更個所に関しては本記事では省略します。下記にまとまっていますのでそちらをご覧下さい。

プラグイン設定の有効/無効切替時に、ウェブサーバーの再起動が不要

FastCGI使用時にプラグインの有効/無効設定を切り替えた場合、MT5.1x以前のバージョンではウェブサーバーを再起動するまで設定が反映されませんでした。

Movable Type 5.2ではこの部分が改善され、ウェブサーバーを再起動しなくても設定が有効になります。(Movable Type 5.1x以前ではValidateWithoutRestartプラグインを使うことで、ウェブサーバーの再起動が不要になります)

簡単にリッチテキストエディタカスタマイズ

Movable Type 5.2からリッチテキストエディタが変わりました。主な機能は下記リンクにまとまっています。個人的には編集領域のCSS設定が気になるところです。


リッチテキストエディタの変更に伴い、エディタのカスタマイズもしやすくなりました。上記スライドで簡単なサンプルがいくつか紹介されています。


上記の内容を「(MTインストールディレクトリ)/plugins/RelativeURLForTinyMCE/config.yaml」に保存すると、上記カスタマイズが動作します。

「config:」以降の設定項目はTinyMCEの設定項目であり、この部分を変更することで、
別のカスタマイズをすることができます。英語ですが、設定項目は下記リンク先に掲載されています。

このカスタマイズはプラグインとしてMovable Typeに追加されます。プラグイン設定画面に詳細説明や作者名を追加したい場合は下記もご覧下さい。

tools/upgradeスクリプトの機能追加

Movable Typeにはコマンドラインからインストール/アップグレードできるupgradeスクリプトが同梱されています。このスクリプトがMovable Type 5.2で機能強化され、インストール時の設定をコマンドラインから行うようになりました。(Movable Type EZ用に機能追加されたのかなと予想しています)


実は私、過日行なわれたMTDDCで聞くまでこのスクリプトの存在を知りませんでした。機能追加とは関係無い部分ですが、アップグレードをコマンドラインからできると、ネットワークを介さない分処理時間が短くなるのでなかなか便利そうです。

最後に

今回Movable Type 5.2に関して、3つ程私が気になる機能を紹介致しました。エンジニア向けな内容がほとんどですが、リッチテキストエディタカスタマイズは簡単にできると思います。エンジニア以外の方にもチャレンジして頂いて、MTプラグイン開発者が増えてくれると嬉しいですね。

エンジニアの方で「こんなの余裕だぜ!」という方は、こちらあちらにもチャレンジ頂ければ幸いです。